オーガニック・エコ農産物安定供給体制構築事業

次代の農と食を創る会では、農水省「オーガニック・エコ農産物安定供給体制構築全国推進事業」3つの事業を実施していきます。
A

背景

欧米や中国・韓国では、近年、有機食品の市場が急速に拡大しており、欧米で約3兆円に達しているのに対し、我が国は欧米より一桁小さい市場規模にとどまっています。

これは、我が国では、有機農業は気象要因から安定的な生産が難しく、「生産が点在、小口流通が中心」等の特徴から需要サイドは効率的・安定的な農産物の確保が難しいこと、環境保全型農業はコストや労力に見合う付加価値が付かない等の課題があります。

一方、新規就農者の約3割が有機農業での就農を希望しており、また、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会では「持続可能で環境に優しい食料の使用」が目標となるなど、オーガニック・エコ農業への注目が高まっています。

こうした状況を踏まえ、我が国のオーガニック・エコ農産物の市場拡大に向けて、生産と実需の結び付けによるビジネス展開の推進や、新規就農・転換者の定着・拡大を図ることにより、オーガニック・エコ農産物の安定供給体制の構築を進めていく必要があります。

I.生産・実需情報共有・調整システム構築支援事業

現状、オーガニック・エコ農産物は量の不安定さや価格付けの難しさから卸売市場を利用しづらい状況があり、生産地からの販路開拓の手間とコストが負担となっています。いっぽうで、オーガニック・エコ農産物を求める消費者に支えられて、仕入を検討する小売店や飲食店は少なくないにもかかわらず、生産者にアクセスする手段が限定的であるがゆえに、利用が進んでいません。

これを解消するためには売り手である生産者サイドと買い手である実需者サイドをつなげていくことがひとつの方法であると考え、
生産・需要情報を一元化し、オンライン上で生産者と実需者(スーパーマーケット、レストラン等)を結び付けるポータルサイトを構築するとともに、ポータルサイトを利用する生産・実需の関係者に対し、付加価値の付け方や新たなビジネスを提案するコーディネーターの設置を支援します。

B
C

II.消費者・実需者等理解増進活動支援事業

それだけでなく、マーケット拡大には、子育て世代のオーガニックへの関心を高め、消費へつなげることが必要です。
そのために、有機JAS認定農産物の取扱促進のための講習会やシンポジウムの開催、生産者と実需者をつなげていくなど、実需者や消費者向けのオーガニック・エコ農産物に関する理解増進のための活動を支援していきます。
II

III.新規参入・定着等促進支援事業

オーガニック・エコ農業における新規参入から定着までの課題、「農地(土壌)」「経営安定」「研修生の受入」という3つのポイントに注目。新規参入・定着の支援を実施していきます。
I,IIの事業との相乗効果を最大限に発揮し、全国の地域で取組を実施します。
ここでは週末農業学校「アグリイノベーション大学校」の講師やカリキュラム、就農サポートのノウハウを活用し、消費者、実需者、コーディネーター、新規就農希望者(研修生)を巻き込みながら、新規参入の生産者をワンストップ方式でサポートしていきます。

III

ダウンロード

各取り組みや事業の報告書や資料を下記から閲覧・ダウンロードすることができます。

有機農業{はじめの一歩}読本 いま、わたしがオーガニックでつくる理由(ワケ)

2016.11.13(日)に開催された「有機農業の技術と継承」シンポジウムのレポートと講演内容をまとめました。

ダウンロードリンク(33MB)

オーガニック・エコ農産物の普及拡大に関する調査報告

ダウンロードリンク(0.7MB)

農地土壌実態調査報告書

土壌調査プロジェクトの報告書です。

ダウンロードリンク(3MB)